2015年3月22日日曜日

平成二十七年春の総合審査最終日

愛弟子たちがこもごもの思いを秘めて審査に臨んだ。審査は、私自身にとっても弟子を通した修業でもある。弟子は鏡であり私自身である。私の兄弟弟子が私の直弟子の受けを取ると、何も言わなくとも私の弟子だと技を通して直観する。弟子たちにとっても審査は試練であり自分自身を知り自分を伸ばす格好の機会である。技は一朝一夜で出来るわけてもなく技と会話しながら自分の中で育くむんで行くものでしかない。選ばれた気質の者だけが歩める道かもしれない。

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