2015年4月13日月曜日

都の南祭 石清水

二十二社の一つ。朝廷から伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟として崇敬受けた石清水八幡宮の澄み切った朝、研修生の大祓詞に唱和、研修時代を想いつつ下山の途中で宇佐八幡大神の託宣以前の男山にます清水の大神、清らかな水にご挨拶、ちょうど開いた山麓の清楚な頓宮を通り抜けての参拝に心も晴れた。

2015年4月12日日曜日

今宮神社の絵馬殿 散策その3

天井を見上げて巨大な絵馬が目に飛び込んできた時、10年近く前の記憶につながった今宮神社。フイルムが流れるように記憶に導かれ境内を巡り、表参道に出ると、門前に、あぶり餅の店が向かい合って二店、雨で冷え切った体に、煎茶が浸み込む、昭和の香り、昔火鉢の傍で焼いて食べたお餅の懐かしい味、ぼんやりと時の流れを感じながらの一時、雨が又好い京都の町。

2015年4月11日土曜日

雨の光悦寺 散策その2

雨に煙る鷹峰三山と対峙する、本阿弥光悦が結んだ草庵の茶室の濡れ縁で、「一生涯へつらひ候事至って嫌ひの人」光悦が、この地で対峙していたのは、光悦を都の辺境に押し込めた徳川家康の生き様だったのではないのかと、ここの大気が体を通して教えてくれている。

2015年4月5日日曜日

京都散策その1

早朝の出町柳駅を降りて下社賀茂「糺ノ森」、都市化と財政が生んだマンション話題、それを身近で感じさせる犬の散歩、何処でも有る朝が聖地に有る、それに競合する、空気で木の葉を飛ばす掃除機の音、早々に去れと神が答えた降り出した雨。上賀茂別雷神社、竹箒の音、稲荷の山に上って雨に煙る京都の町を眺め思う静寂な時間 「永久都の北祭・賀茂」 、

2015年4月4日土曜日

二見浦朝日館と今泉先生

今泉先生の80歳の誕生祝として神宮参拝が昭和17年3月17日実施された。この時宿泊、祝賀の宴が行はれたのが「二見浦朝日館」73年目の同じ3月に訪ねた。参加者40余名の写真に残る賀宴会場と思われる大広間(今は和ダイニングとして使用している)を見学、時を超えてその日を思う。昭和6年12月5~7日に行われた二見浦禊と夫婦岩前の今泉先生の写真を想いうかべての海岸散策、小生としては、9年ぶりの神宮参拝、人生の節目、潮目の変化の年を迎えている今、新たな力を得る旅となった。