2015年2月12日木曜日

神前結婚式「盃の儀」考

神前結婚式における新郎新婦が神酒を拝戴する「盃の儀」は、三々九度としては次の順序によるのが正しいとされている。 「一の盃」先づ新郎、次に新婦、次に新郎、終って納盃。 「二の盃」先づ新婦、次に新郎、次に新婦、終って納盃。 「三の盃」先づ新郎、次に新婦、次に新郎、終って納盃。 童女一員の盃所役・銚子所役の動きが多く回数を減じているのが、現代風なのかもしれないが、神饌たる御神酒を三々九度と重ねていただく事により「神人一体」「神人合一」の神道思想を体現する神前結婚式本来の形と考える。

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