2015年3月16日月曜日

神社の代表的三社とは何処

神社の代表的三社は三社託宣のためか、「伊勢」「八幡」「春日」と思われている。三社託宣とは三神の神号(神の称号)と託宣(神の意志、お告げ)を記した信仰対象の掛物のことで、現代でも1月の「おびしゃ」講の時、私達も使用している「伊勢」「八幡」「春日」の三社の託宣が中世以降流布してこの三社を指す様に思われている。しかし本来三社とは「伊勢」「石清水」「賀茂」を意味していたが吉田神道の吉田兼倶の『三社託宣本縁』の影響が大きく、その後もこの三社託宣が多く人々に支持され大量の掛物等が庶民向けに制作され各地に講が結ばれ現代に至っている結果によるもだと思う。

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