今泉錬成道場に今日も新たな入門者があった。しかし入門者の半数者近くが今まで道場を去って行き、就職・進学・転任・怪我等と色んな理由があったが、何となくほっとして辞めていった者と残念無念の気持ちを残して去って行った者が、あるように最近思い気になりだした。人生に対する姿勢と言うか気質の問題に関連しているとの思いで、合気道の絞め技に特化して言うと、二ヶ条締めに対する反応では、幼稚園児でも青年でも女性でも、締められた痛さに嬉しそうに笑い出す者と苦悩の表情を浮かべて耐える者のはっきり二分される。痛さを痛さとして捉える人は、真面目に人生を正面で捉え過ぎているよう感じる。合気道の締めは、身体を壊す訳でなく多少痛いが、技を素直に受け入れると、逆に肩の凝りが取れる。人生を肩の力を抜いて歩んで行けと合気道は教えているのかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿