2015年2月10日火曜日

神饌の思い

神饌を供する順序は、概ね和稲、荒稲、酒、餅、海魚、川魚、野鳥、水鳥、海菜、野菜、菓、塩、水としているが、現在は米、酒、魚、海藻、野菜、果物、塩、水で、魚は鯛ではなく、乾物で行っている。むかし式内社の神社て修行していた時、神饌のイナダを猫から守るのに苦労したこと等を懐かしく思い出す。熟饌「調理饌」は祭りの最後に参加者一同で会食し「神人合一」の世界を作り上げる重要な要素であること思えば、日々の日供の神饌、米、酒、塩、水と今時はミカンへ、同じ思いを忘れてはいけない。 

2015年2月9日月曜日

養神館合気道『張る』

日本は言霊の国と『万葉集』で歌われていますが、養神館合気道の神髄のひとつに『張る』があると感じます。『張る』は「春」であり生命の伸び行く力であり、養神館合気道は「構え」に始まり「構え」に終わると教えていますが、「構え」は正に『張る』を体現しています。合気道の動きの中に「構え」が在り、『張る』がなければ、合気道と言えないと思い至っています。

2015年2月8日日曜日

九谷焼の藍

今、九谷焼の藍に強く魅かれる。妙泉陶房の流れを汲む指導者に教えを受けているが、藍が調合呉須これは、粘土とコバルト、マンガン等を合わせたものだけでなく、天然の中国呉須を加え更に弁柄を加えて、あたかも鰹節、昆布等々を加えて創り出した出汁の様な豊な風合いを醸し出している。江戸時代幕府の政策もあって藍の着物が流行っていたそうだが、かつて徳島に旅をした折、藍の作務衣を購入し今も愛用しているが、日本人にとって藍は日本の精神性と強く繋がっていると感じてならない。

2015年2月7日土曜日

合気道ジュニア大会

子供達は中学進学、英語塾での勉強等々の中でクールに人生を感じている。その中にあって、合気道指導者として、子供達の将来に役立つ精神、技術を残せるか、それに対して全力努力しているかジュニア大会を通して自問する日々となっている。

2015年2月6日金曜日

竹岡俊樹著『考古学崩壊』

アマチュアの藤村新一による20数年間に及ぶ「前期旧石器遺跡捏造事件」について、今まで釈然としない思いが残っていたが、この竹岡氏の著で腑に落ちた。 著者に言わせると「日本の考古学の専門家は、縄文石器と前期旧石器とが見ただけでわからなくて、例えば八百屋がマツタケとシイタケを間違って売っている様なもので、考古学者はマツタケとシイタケも見分ける目がなかった。この学問の基礎はヨーロッパで確立されている「形式学」(石器を観察分析すること)を固めることでしかないとし、事件後の検証作業を通して学会、大学教授等に提案し講習会を実施してきたが、黙殺、締め付けで旧態依然を決め込み、時の経過で国民が忘却する事を待っている。」としている。正しく『考古学崩壊』である。

2015年2月5日木曜日

吉本隆明『共同幻想論』

『共同幻想論』が、国家の成り立ちの起源を『古事記』と『遠野物語』を徹底的に読むことで明らかにした書であることを、今日の産経新聞で知った。 むかし大学の文化祭講演で学生の奇妙な質問に戸惑っていた先生を懐かしく思い出した。『古事記』をバイブルとしている自分としては、難解とされているこの書に対し再度読まなくてはいけないと感じた。

2014年5月11日日曜日

大東亜戦争史観

日本が戦争を戦った真実を把握するには、「大アジア」を戦場として、アジア諸民族を搾取する植民地支配者であった欧米諸国と戦い、アジアを解放した「大東亜戦争史観」をもって見る必要があるとする、ヘンリー・S・ストークス氏の著書「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄」には、目が開く思いがする。