2010年8月13日金曜日

稜威會 夏禊を終えて

平成22年 夏禊記          
 縁がある。禊の先輩は「神に選別されている」と言う。相生之瀧の大神に呼ばれているのかもしれない。戦後今泉定助先生の業績を残すために出来た「日本大学今泉研究所」の所員とその日本精神講座の学生達も、昭和45年頃から60年頃にかけてこの瀧に禊して、その名を記した足洗い用桶が、この禊道場にいまだに残って今回参加の若い女性達が使用している事も縁である。禊を漬物に例えては、いけないかもしれないが、若い人の禊は一夜漬けの様に爽やかであり、中高年のそれは古漬けの沢庵の様に味わいが深い。『大日本世界教教典』「稜威會宣言」に「神より出ずる者は神に還るを知れ」と教えている。人生二毛作を歩む者としては、「人神合一」としての禊に縁として、あと半分の道を歩みだしている。

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