鈴本余一会としての一之輔独演会に来たのは、コロナ蔓延前の1月以来とは早いもので2年半、開口一番の前座さんは、元気がいい、『粗忽長屋』は私の一番好きな話、つい小三治師匠フラと比較してしまうのはしょうがない事
、真打昇進が決まった弟弟子の話は、兄弟子の話をサラッと昇進の大変さが分かりました。『もう半分』は、私の一番嫌いな話を、しっかり確実に語ってくれたので、安心して聞けた、講談の貞橘、どうしても人間国宝の一龍齋貞水師匠と湯島天神下の奥様の居酒屋を思い出してしまうので、別物と感じてしまう世界感は仕方がない、最後の『青菜』軽くてサラッとした話、昔からいろいろな師匠から聴いてきたが、一之輔師匠の独特の世界に引き込まれて「鈴本」を後にした。
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