2019年10月28日月曜日

高麗茶碗

三井記念美術館にて高麗茶碗展、陶芸を始めて10年近くなるが、茶陶に目覚める。遠州流茶道に関わり、志戸呂焼に出会い、青嶋利陶先生の飴釉茶碗を購入、その素晴らしい用の美を体感、登り窯で試作、その土の滑らかさに感動、続いて本多初代利陶氏の茶碗を入手、12代宗慶宗匠の茶道の体現、伊羅保・飴釉に嵌り、瀬戸白、美濃赤、信楽赤で茶碗の作陶、そして清水日呂志氏の「御本茶碗」を入手、すっきりとした佇まいの茶碗、毎日眺め手の感触を体感していても、釉薬の意味合いが掴められず居た時に、三井の高麗茶碗展に出会う、圧倒的な数の茶碗に接し、今まで写真等でしか感じが掴めなかった茶碗を直接見て新たな感動を得た。そして「御本茶碗」の本質がセザンヌブルーの釉薬の色に有ることを体得できた。来月は高取焼八山窯を訪ねて新たな体感を得に行く。

0 件のコメント:

コメントを投稿