2013年5月3日金曜日

今泉定助先生生誕百五十歳祭の実施にかかる想い

その1、今年2月2日、東京・千代田区の日本大学桜門会館で、今泉定助先生生誕百五十年祭がおこなわれ、同大関係者や今泉定助先生と縁ある人々70人が参集しました。今泉先生が戦前同大学に設置された皇道学院の院長を務め、戦後は今泉研究所が設立されたことを踏まえ、同大学の「理事長特別研究」に採択された「自校史研究」の一環として講演会も催され、「伝統を今に引き継ぐことの意味を考える」との主題のもと日本大学講師の小形利彦先生が「自校史教育からみた今泉定助先生」と題して講演されました。講演の前に小形先生とお話しが出来、小生の論文『今泉定助と近代神道』に係る質問を受けたことは、勉強になると共に責任の重さを強く感じました。 その2、今泉先生ゆかりの「宮城県白石 神明社」において、先生のご誕生日3月20日春分の日(旧暦2月9日)に「今泉定助研究会」主催『記念祭・講演及び懇親会』を実施いたしました。戦後今泉思想の道統を継いだ「日本大学今泉研究所」関係者の参加を得て先生の精神を継承し、後世に伝える良き日とすべく皆様のご参加をお願いしたところ、参加者20名、地元白石神明社の氏子総代の皆さん、神職の方々、宮城県下から参加さ       れた齋藤先生と有志の皆様、横須賀から飛び入りで参加された渡邊先生と、多くの方が       新たに今泉皇道を知る大切な機会となったと感じました。これからも勉強会を通じてより深く今泉定助先生の皇道(日本精神):神人合一の生成思想を「体感」「体験」していける機会を設けて行かねばと心を新たにしました。 その3、これらに先立つ1月、生涯大学研究体験発表会で「日本精神とは何か」を伝えようとして、『日本精神と古事記』と言う演題で30分話しましたが、時間切れで意味不明の発表となってしまいました。「自分の言葉に消化されていない為」も有りますが、今泉定助先生の皇道(日本精神):神人合一の生成思想の「体感」「体験」「体得」が足りないから「体現」出来ないのです。

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