2010年10月31日日曜日

教育勅語渙発百二十年記念「教育勅語講座」

 台風14号による激しい雨の中、明治神宮拝殿の大太鼓が鳴り響いた。
その時、今日なんだ!120年前の今日「教育勅語」が渙発されたんだと気が付いた。
若干28歳の今泉定助先生が翌明治24年11月に『教育勅語衍義』を出版し今泉先生の神道神学の核となった「勅語」、また稜威會の教典で慣れ親しんできた「勅語」その日付の重さを鬱蒼とした森の参道で考え歩き続けた。
杉浦重剛先生の「教育勅語」御進講を解説された所功先生の本を読んでいたので、飛びついて申し込んだ所先生の明治神宮社務所講堂における「教育勅語講座」:先生が編集した「教育勅語」関係資料(抄)に基づく論理的且つ実証的講義は「教育勅語」の成立と展開を明確に示し、講義の最後に「父母に考」など各徳目について自分で何が出来るかを考えていただけたらとの問いを提示されて終わった。雨の参道を歩きながら私に出来ることは何かを考え続けた結論は、今泉定助先生の皇道=日本精神の発揚、ささやかでも確実に一歩づつ進めることだと確信して鳥居で拝礼した。

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