お盆を迎えるためお墓に行った帰り久し振りに、有名なハンバーグステーキのお店に寄った。子供たちが小さいときには良く食べたため、ふと懐かしく感じた事によるが、ステーキソースは昔ながらの味を思い出してくれたが、ハンバーグステーキは、ブヨブヨで頼りなく、サービスと言われた豚汁は連れ合いは「野菜がおいしい」と言ったが、「もったいない」との思いで、ガサツな味噌汁を飲み込んだ。味覚も感性も変わるのか昔よく読んだ、池波正太郎や東海林さだおのエッセーも鼻について読むに耐えない。逆に北大子魯山人の『魯山人味道』はしみじみと感じ入る。今度近所の小さなレトロな洋食屋さんに行ってハンバーグライスを食してみる。